登録免許税とは、不動産などを取得したら行う登記の際に必要となる費用です。
一定の要件を満たす場合は大幅に軽減されるのですが、長期優良住宅の場合は、軽減措置がさらに優遇されます。長期優良住宅を購入した場合、登録免許税の保存登記は0.15%から0.1%に、移転登記は0.3%から0.2%に軽減されます。
長期優良住宅として、登録免許税の税率軽減を受けるための主な要件は、下記の通りです。
不動産取得税とは、土地や家屋の購入したり贈与したり、家屋を建するために不動産を取得したりした際、取得した人に対して課税される税金のことをいいます。
それが有償であれ無償であれ、登記があってもなくても課税されますが、相続により取得した場合などは課税されません。
また、贈与税において、夫婦間の居住用不動産の贈与の特例の適用を受けた場合、相続時精算課税制度の適用を受けた場合、贈与を取り消した場合、等価交換により不動産を取得した場合にも、不動産取得税の課税の対象となります。
不動産取得税は、「不動産の価格×税率」で求められます。この不動産の価格は、実際にかかった購入費用や建築工事費用のことではなく、総務大臣が定めた固定資産評価基準により評価、決定された価格のこと。
新築・増築家屋などを除いて、原則として固定資産課税台帳に登録されている価格のことを指しています。長期優良住宅を購入した場合は不動産取得税の控除枠が100万円拡大します。
固定資産税とは、土地、家屋、償却資産などの固定資産とされているものに対してかかる税金のことをいいます。
固定資産税は国に納める国税ではなく、地方公共団体に納める地方税。対象となる固定資産の所在する市町村に納めます。固定資産税は、減額内容の1/2は一般住宅と同じですが、一般住宅よりも軽減される期間が長くなり、5年となります。
以上のように、長期優良住宅対応なら、登録免許税・不動産取得税・固定資産税が軽減されることがわかりました。これらの税金に関して疑問がある場合は、建築を依頼する工務店やハウスメーカーに質問し、解決しておきましょう。
当メディアでは、仙台エリアのハウスメーカー・工務店情報を調査し、その中でも国が保証・推進している「長期優良住宅対応」・エネルギー効率に優れたZEH対応住宅の「ZEHビルダー最高評価★6認定」に着目し、おすすめの3社をピックアップしてご紹介しています。
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