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家を建ててからかかるランニングコスト

家を建てる際にローンを組んで大きいお金を支払うことがほとんどですが、ローンの返済と同時に、実際に暮らしていく中で中長期的に発生する家の運用コストも存在します。

ここでは、家を建てた後にかかるランニングコストについて、税金・修繕費・保険料・光熱費の4つに分けて解説します。

税金

賃貸のお部屋では経験できずなかなかイメージが沸かないですが、家という「資産」を手に入れることで付いて回るのが税金のお話。国に納める大事なお金のことなので、あらかじめ正しい知識を入れておきましょう。

一度払えば終わりの税金

土地や建物を取得すると、住んでいる都道府県から「不動産取得税の納税通知書」が送付されてきます。不動産を得たことによって発生する税金ですので、1回払ってしまえば終わりです。

毎年かかる税金

土地、建物の評価額に応じて課されるのが「固定資産税」と「都市計画税」です。

額は建物の取得金額と住んでいる地域で変わってきます。不動産を所有している限り、払い続けなければいけない税金ですので、家を建てたあとの資金計画にしっかり入れておきましょう。

参照元:総務省 地方税制度(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/149767_08.html)

修繕費

新居での生活が始まってからは、定期的なお手入れ(メンテナンス)が必要不可欠です。

賃貸では管理会社や大家さんが資金繰りをしていた修繕費を、自分たちが管理していかなければならないのです。具体的には、屋根と外壁は10年を目安にプロに診断してもらい、メンテナンスが必要かどうか確認してもらうべきと言われています。また、雨水の処理が上手くいかないと建物の寿命を縮めることになりますので、雨どいの定期的なメンテナスも心がけましょう。

さらに、家の内部に通じる設備機器も点検が必要です。ガス給油器やコンロ、エアコン等は15年程度が寿命といわれています。交換する時にはその新しい設備代と、取り付け(取り外し)費用がかかってきますので、計画的に積み立てることが大切です。

※ 各設備の耐用年数についてはメーカーにご確認ください。

保険料

賃貸ではマストなことが多いですが、資産として自分の家を持つ場合は保険加入はもちろん任意になります。しかしそうは言っても家は一生に一度の大きな買い物。様々なリスクに備えて保険に入っておくのが一般的ですし、安心できますね。ここでは主に2つの保険をピックアップして紹介します。

火災保険

火事に対応する保険ですが、最近は火災だけではなく水漏れや盗難などで生じた被害も補償する「住宅総合保険」が人気です。どんなトラブルが起きても補償が貰えるように、総合型の保険に入っておくほうが良いかもしれません。

地震保険

地震大国日本に家を建てるからにはぜひとも入っておきたい保険です。地震だけだはなく、火山噴火、津波によって起こる家の損害等を補償してくれます。

火災保険やそれに類する住宅総合保険でも、地震に関する補償はパッケージングされていないケースもありますのでよく確認しましょう。

ついつい面倒くさく感じてしまう保険の話ですが、いつどこで大きな地震が起きるか分からない日本では、大事なマイホームを守るために必要不可欠なお守りだと思って、資金計画に組み込むべきでしょう。

参照元:損保ジャパン 火災保険・地震保険(https://www.sompo-japan.co.jp/kinsurance/habitation/)

光熱費

開放的なリビングに広いキッチン。おしゃれな吹き抜けの天井に、子供部屋。家づくりを始めると夢はどんどん膨らみますが、家は基本的に大きければ大きいほど、その分光熱費も高くなりがちです。

オール電化かガスか、設備の性能によっても毎月の支出は変わってきますが、広い部屋を暖めたり冷やしたりするのにはやはりコストがかかります。家を建てる段階で、初期の導入費用と後々の光熱費をおおまかにでも考えておくことで、家計管理がラクになるかもしれません。

理想の家を追及しながらも、実際に生活する毎日を想像し、話し合いやシミュレーションをしながら進めることで、後悔しない家づくりにしましょう。

まとめ

「家」を買うことは子どもを育てることに少し似ています。適切な保険をかけ、定期的なメンテナスを行って大事に守っていく様は、我が子を大事にする親心そのもです。子育てと同じように決して過剰に与えすぎず、少なすぎず、その家にぴったり合ったやり方を見つけることが一番大事なのです。

心配だからといって高い保険に入ったり、毎日のように修繕箇所を確認したりする必要はありませんが、何もせず放置しておくと後から大変ことになります。

税金・保険・メンテナンス・光熱費と、ランニングコストの実態を分解して考え、自分たちの生活に合った家を建てることが、結果的に良い生活の礎となります。

ランニングコストに目を向けることの重要性を踏まえて、当メディアでは、仙台エリアのハウスメーカー・工務店情報を調査し、その中でもメンテナンス性の高い「長期優良住宅対応」・エネルギー効率に優れて光熱費を抑えられるZEH対応住宅の「ZEHビルダー最高評価★6認定」に着目し、おすすめの3社をピックアップしてご紹介していますので、是非ご参考ください。

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引用元:一条工務店公式サイト https://www.ichijo-gunma.com/newworks/3407/

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※1 参照元:ロゴスホーム公式サイト https://www.logoshome.jp/tohoku/miyagi/

※2 参照元:積水ハウス公式サイト https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/feature/design/