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宮城県・仙台市の住宅補助金制度(新築)まとめ

家づくりにかかるお金の一部を、県や市が助成してくる制度があることをご存知でしょうか。

「自分達はどんな制度を利用できるの?」「条件は?」といった疑問にお答えします。

使える制度を賢く選択し、費用を抑えながら、理想のマイホーム作りを計画していきましょう。

Let's熱活!補助金(仙台市熱エネルギー有効活用支援補助金)

窓の断熱改修を行う際や、熱エネルギーを有効活用する設備を導入する際の補助金です。

熱エネルギーを有効に活用し、省エネを促すことが目的となります。自然の熱エネルギーを利用することで環境に優しいだけではなく、光熱費が安くなることも考えられます。

補助金を利用して、家の窓を断熱素材にすることで、ランニングコストが良い家が誕生します。

  • 窓断熱改修 … 1棟あたり上限10万円
  • 太陽熱利用システム … 上限3万~12万円
  • 地中熱利用システム … 上限50万円
  • エネファーム … 上限13万円(1棟あたり26万円)

参照元:仙台市 家庭向けの省エネ等に関する補助金情報(2022年度)(https://www.city.sendai.jp/ondanka/kurashi/machi/kankyohozen/kurashi/hojokin/katei.html)

仙台市ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス普及促進補助金

温室効果ガスの排出削減効果の高いネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の取得にかかる費用の補助金です。

省エネ対策をした設備を家庭内に導入することで、地球温暖化対策促進していくことが目的です。

省エネ対策をした設備を取り付けることは、家計にとってもプラスとなります。例えば、照明をLEDにすること等は比較的簡単に取り組めるのではないでしょうか。補助金を活用して地球と家計に優しい家づくりを進めましょう。

以下の購入・設置費用の5分の1(上限20万円)が補助されます。

  • 空調設備
  • 給湯設備
  • 換気設備
  • 照明設備
  • 太陽光発電システム
  • 蓄電池システム
  • エネルギー計測装置

参照元:仙台市 家庭向けの省エネ等に関する補助金情報(2022年度)(https://www.city.sendai.jp/ondanka/kurashi/machi/kankyohozen/kurashi/hojokin/katei.html)

仙台市木材利用促進支援補助金

宮城県産の木材を一定以上使用して、仙台市内に住宅を建てる方を対象とした補助金です。

①新築する木造住宅の主要構造部に、宮城県産の木材を使用する場合

  • 仙台市内の新築に限る
  • 一棟あたり25万円が上限
  • 宮城県産の木材を60%以上、かつ県産JAS製品又は優良みやぎ材を40%以上使用する必要あり

②新築する木造住宅の内装部に、宮城県産の木材を使用する場合

  • 仙台市内の新築に限る
  • 1棟あたり15万円が上限
  • 内装等事業にかかる経費が30万円以上の場合補助対象
  • 主要構造部材事業と併せて申請する必要あり。内装等事業のみの申請は受け付けない
  • 宮城県産材を50%以上使用する必要あり

参照元:仙台市 家庭向けの省エネ等に関する補助金情報(2022年度)(https://www.city.sendai.jp/ondanka/kurashi/machi/kankyohozen/kurashi/hojokin/katei.html)

スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金

家庭から出る二酸化炭素の排出削減や、災害時にも電気や熱を確保できる住まいの普及が目的の補助金です。

住宅の省エネ、蓄エネを促進する設備導入に対して補助金がでます。

  • 太陽光発電システム … 4万円
  • 地中熱ヒートポンプシステム … 補助対象経費の5分の1(上限50万円)
  • 電池 … 6万円
  • V2H … 6万円
  • エネファーム … 10万円
  • 既存住宅省エネルギー改修 … 2千円~10万円
  • みやぎゼロエネルギー住宅 … 40万円

参照元:仙台市 家庭向けの省エネ等に関する補助金情報(2022年度)(https://www.city.sendai.jp/ondanka/kurashi/machi/kankyohozen/kurashi/hojokin/katei.html)

県産材利用サステナブル住宅普及促進事業

地球温暖化の防止や森林整備の促進、健康で快適な住まいづくりを行うことが目的で、宮城県産の木材を一定以上使用して住宅を建てる時に役立つ補助金です。

しかし、この制度は工事に着手する前に申請しなければならないので注意が必要です。家を作りはじめた後に制度に気づいても補助金はもらえませんので、早めの確認・申請をおすすめします。

①新築(主要構造部分)

  • 上限50万円
  • 主要構造部材に宮城県産材を60%以上かつ県産JAS製品又は優良みやぎ材を40%以上使用すること。

②新築(内装部分)

  • 上限30万円
  • 内装木工事に,宮城県産材を1立方メートル以上かつ50%以上使用すること。
  • 配備する木製品に宮城県産材をを50%以上使用すること

参照元:仙台市 家庭向けの省エネ等に関する補助金情報(2022年度)(https://www.city.sendai.jp/ondanka/kurashi/machi/kankyohozen/kurashi/hojokin/katei.html)

⾬⽔流出抑制施設設置費補助⾦交付事業

雨をゆっくりと流すための雨水流出抑制施設(雨水浸透ます、雨水貯留タンク)を設置するための補助金です。

市街地化が進むと大量の雨水が地中に浸透しずらくなり、大きな水害に繋がるおそれがあります。雨水貯水タンクを設置すれば被害も抑えらえ、貯まった雨水を庭の水まき、災害時用に使える等のメリットも大きいです。

工事業者によって設置工事費が異なりますので、補助上限額を超える場合には申請者の負担が生じます。またこの制度の申請は工事する公認店が代行するので、お住まいの地域や工事を行うメーカーに事前に確認しましょう。

参照元:仙台市 雨を流さない取組みに補助金が出ます(エリア限定)(https://www.city.sendai.jp/haisuisetsubi/kurashi/machi/lifeline/gesuido/gesuido/gaiyo/shinsui/dono/hojokin/index.html)

参照元:仙台市 新築及び増改築時に浸透ますを設置する場合(https://www.city.sendai.jp/haisuisetsubi/kurashi/machi/lifeline/gesuido/gesuido/gaiyo/shinsui/dono/hojokin/shinchiku.html)

生垣づくり助成事業

家の道路に面した場所に生け垣を新設する場合に、その植栽費用の一部を助成する制度です。

生垣は私たちにとって家の目隠しになたり、防犯に役立つというメリットがあります。外から家の中が丸見えなのはやはり気持ちの良いものではありませんので、家を建てる時に多くの方が、なんらかの方法で中を見えづらくする工夫をすると思います。

塀や囲いでももちろん良いのですが、生垣にすると緑に囲まれた家になるため、街の景観向上に貢献することもできます。植物ですので、メンテナス、維持費のことも考慮し、家づくりのプランに取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

参照元:仙台市 生垣づくりの助成事業(https://www.city.sendai.jp/ryokukasuishin/kurashi/shizen/midori/shinse/jose/ikegaki.html)

仙台市津波浸⽔予測区域からの住宅の移転再建に関する補助⾦交付事業

津波により被災した仙台市東部地域において、移転対象地区(災害危険区域)以外の区域で海岸堤防の復旧や県道等のかさ上げなど、様々な津波防災施設の整備を行ってもなお津波による浸水が予想される地域から、より安全な地域に移転する場合に補助される制度です。

対象区域、対象者に条件がありますのでよく確認しましょう。

参照元:仙台市 津波浸水区域の方への支援(https://www.city.sendai.jp/fukko-kanri/shise/daishinsai/fukko/saiken/shien.html)

仙台市津波被災宅地防災対策に関する補助⾦交付事業

移転対象地区(災害危険区域)外に居住していた方が、現地で新しく家を建てるために補助される費用です。

盛土や住宅の基礎のかさ上げ等の津波被災宅地防災対策工事を実施する場合に、工事費用の一部を助成します。

お住いになる地域の現状を施工会社とよく相談しながら、いつまでも安心して住むことのできる家になると良いですね。

参照元:【PDF】仙台市 津波被災宅地防災対策に関する補助金交付事業(概要)(https://www.city.sendai.jp/shinsaifukko/shise/daishinsai/fukko/kanren/honbu/h24/documents/1-3.pdf)

まとめ

仙台市では様々な補助金が展開されていることが分かりました。

いま世界のトレンドは「SDGs・持続可能な社会」であり、家づくりもSDGsを考えて進めなければいけない時代です。仙台市の補助金にもサステナビリティを促すものが多いのが特徴です。

補助金を活用することでお得に設置できる設備もあるので、家を建てる前にぜひじっくり検討し、地球にも家計にも優しい家づくりを目指しましょう。

当メディアでは、仙台エリアのハウスメーカー・工務店情報を調査し、その中でもサステナビリティに配慮された指標「長期優良住宅対応」と、補助金の対象でもあるZEH対応住宅の「ZEHビルダー最高評価★6認定」に着目し、おすすめの3社をピックアップしてご紹介しています。

サステナビリティな家づくりにおすすめの
新築戸建てメーカー(仙台)3社を見る

THREE SELECTIONS

長期優良住宅とZEHを叶える、
仙台でおすすめの住宅会社3選

Google検索で「新築戸建て 仙台」と検索して表示される工務店・ハウスメーカーのうち、令和3年度ZEHビルダー・プランナー評価が★6(最高評価)かつ、公式サイトに長期優良住宅認定に対応している旨の記載があること基準に、おすすめの3社を選定しました。

コスパ重視の
お得な価格で選ぶなら

ロゴスホーム

ロゴスホーム施工事例

引用元:ロゴスホーム公式サイト https://www.logoshome.jp/tohoku/miyagi/

特徴
  • 太陽光パネル付き1,490万円~※1から選べる豊富なプラン
  • 寒さに厳しい北海道のZEH基準値をもクリアする断熱性能

高機能にこだわる
住宅性能で選ぶなら

一条工務店

一条工務店施工事例

引用元:一条工務店公式サイト https://www.ichijo-gunma.com/newworks/3407/

特徴
  • 全館床暖房で廊下もお風呂もトイレも常にあたたかい
  • 新鮮・健康な空気を循環し続ける全館換気システムを実装

夢を叶える理想の
デザインで選ぶなら

積水ハウス

積水ハウス施工事例

引用元:積水ハウス公式サイト https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/works/detail/0168/

特徴
  • 2,919名の一級建築士が在籍※2するスペシャリスト集団
  • 上位8%の上級資格「チーフアーキテクト」による贅沢設計

■選定基準
Google検索で「新築戸建て 仙台」と検索して表示される工務店・ハウスメーカー42社(2022/05/23時点)を調査し、下記条件を満たしている会社からおすすめ3社を提案しています。
・仙台市内に本社あるいは営業所または店舗があること
・令和3年度ZEHビルダー・プランナー評価が★6(最高評価)かつ対応エリアに宮城県の記載があること
・公式サイトに長期優良住宅認定に対応している旨の記載があること

※1 参照元:ロゴスホーム公式サイト https://www.logoshome.jp/tohoku/miyagi/

※2 参照元:積水ハウス公式サイト https://www.sekisuihouse.co.jp/kodate/feature/design/