長期優良住宅とは、その名の通り、良い状態で長期的に暮らせる住宅のこと。この長期優良住宅にはいくつかの認定条件があり、新築、増築、改築かによって条件が違ってきます。
数世代にわたり、建築物の構造体を使用できることが第一の条件です。新築住宅の場合、劣化対策等級3相当かつ、構造の種類に応じた基準を満たすことが必要です。稀に発生する地震に対して、継続的に住宅を利用するための改修を容易化するため、損傷のレベルを低減化することも求められます。また、建築物の構造体に比べて耐用年数が短いとされている内装設備については、点検や補修、清掃、更新などの維持管理を容易に行うために必要な措置を講じる必要もあります。
良好な居住水準を確保するため、その住宅の床面積の合計が75㎡以上で、少なくとも1の階の階段部分を除く床面積が40㎡以上面積とする必要があります。また、地域の実情を考慮し、所管行政庁が別に定める場合もあります。
良好な景観を形成することと、地域における居住環境を維持すること、及び、その向上に配慮されたものであることが求められます。地域によって、条例による街並み等の計画や地区計画、建築協定、景観計画などの区域内の場合、これらの内容に適合することが条件です。
住宅の建築時より、これからの将来を見据えて、定期的な点検・補修などに関する計画を策定する必要があります。また、維持保全計画には、「構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分、給水・排水の設備について、仕様に応じた点検の項目・時期(点検の時期の間隔が10年以内であること)・地震・台風時に臨時点検を行うこと・点検の結果、必要に応じて補修等を行うこと」などを定めなければいけません。
劣化対策 | 数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること |
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耐震性 | 極めてまれ(数百年に1度)に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図る |
維持管理・更新の容易性 | 構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備の維持管理がしやすいこと |
可変性(共同住宅・長屋のみ) | ライフスタイルの変化に応じて間取りの変更がしやすいこと |
バリアフリー性 | 将来のバリアフリー改修に対応できること |
省エネルギー性 | 必要な断熱性能などの省エネ性能が確保されていること |
居住環境 | 地域の良好な景観形成に配慮されていること |
住戸面積 | 良好な居住水準を確保するために必要な規模があること |
維持保全計画 | 定期点検、補修の計画がつくられていること |
以上のように、長期優良住宅に認定されるための条件は細かく規定されていて、複雑なもの。わからない場合は、建築を依頼する工務店やハウスメーカーに質問し、悩みや疑問を解決しておきましょう。
当メディアでは、仙台エリアのハウスメーカー・工務店情報を調査し、その中でも国が保証・推進している「長期優良住宅対応」・エネルギー効率に優れたZEH対応住宅の「ZEHビルダー最高評価★6認定」に着目し、おすすめの3社をピックアップしてご紹介しています。
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